診療科のご紹介

内視鏡室は消化器内科医師と外科医師で構成されており、手術までの橋渡しもスムースに行われています。

患者さんに「辛くない、苦しくない内視鏡」を提供しております。

胃カメラは鎮静剤を積極的に使い、反射を抑えることで「起きたら終わっていた」と言われる楽な検査を心がけています。

大腸カメラでも鎮静剤を使い、腸に負担をかけない挿入法で痛みが起きにくいよう検査しています。

内視鏡専門医の女性医師が常勤しているため、女性医師による内視鏡検査が可能です。

早期消化管癌の内視鏡治療である「ESD」も積極的に導入、咽喉頭、食道、胃、十二指腸、大腸と部位を問わず、経験豊富な内視鏡学会指導医による処置が行えます。胆膵内視鏡による治療も得意としており、黄疸や胆管炎の患者さんに対して内視鏡治療を行なっています。

食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察し、病変がないか調べます。

検査の際は、カメラによる違和感を和らげるために鎮静剤等を用いますので、苦痛なく行うことができます。ポリープ等が見つかった場合は組織を採取して病理検査を行い、診断へと進めていきます。

肛門からカメラを挿入し、直腸から結腸、盲腸までの大腸粘膜の状態を見ることができます。

通常、当日に下剤を飲み、腸内を観察可能な状態にしてから検査を行います。

検査の際は、カメラによる違和感を和らげるために鎮静剤等を用いますので、苦痛なく行うことができます。

当日切除できるポリープは切除することが出来、何度も内視鏡検査を受ける必要がないようにしております（当日切除が困難な場合にはその後の治療の説明をいたします）。

早期消化管（食道・胃・大腸）のがんを内視鏡的に切除する治療法です。おなかを切ることがなく、患者さんへ負担が少なく、入院期間も短縮されます。また、大腸ESDでは他院の内視鏡施設と異なり、安全を配慮した上で入院期間は2日～と非常に短い期間で退院することも可能です。
2023年10月に大腸ESDの施設基準を満たしたため、認定されています。

胆管と膵管の出口は十二指腸の乳頭という箇所につながっています。ERCPでは内視鏡を十二指腸まで挿入します。その後、十二指腸乳頭から胆管や膵管にカテーテルを入れ造影剤を直接注入し異常を調べます。造影だけでなく検体を採取して病理検査を行うことや治療することも可能です。